- 技術部メンバーの想い -

市場価値の高い技術力と人間力で
業界をリードするテクニカル集団

  • 技術開発グループ
    入社5年目 / Aさん
    技術部(本社)
  • 技術開発グループ兼務
    入社7年目 / Bさん
    技術部(本社)
  • 設計グループリーダー
    入社16年目 / Cさん
    技術部(本社)
  • 設計グループ
    入社2年目 / Dさん
    技術部(本社)

あらゆる分野の知識や環境への想い、
それら個性の融合で生まれるシナジー。

普段と違って、このような座談会も何だか新鮮でいいですね。私はキャリアが浅いので、ぜひこの機会に聞いてみたいのですが、みなさんはどのような想いで入社されたのですか?ちなみに、私は学校で水処理分野を専攻していたわけではなく、栃木県の田舎で育ったことから、自然や地球環境に貢献できる水処理分野に興味をもったのがきっかけでした。

私は大学で化学を専攻していたので、分析化学に関連した仕事ができる企業を探していました。その中で、浅野アタカ株式会社には分析化学を必要とする分野があることを知り、ぜひ自分の培ってきた知識を活かしたいと考えて、新卒として応募しました。

この中では私とAさんが最もキャリアが長いですね。元々は、地元の北海道で社内プログラムを作っていました。その会社というのが旧浅野工事で、「うちに来ないか」と誘われて、北海道分室というところで設計を10年以上担当。その後は合併前の浅野環境ソリューションの北海道営業所に配属となり、11年前から今の本社で働いています。

業界経験でいうと私は旧浅野工事等同業会社での経験を含め20年ほどですね。入社前は農業系の大学で微生物関連を専攻していました。微生物と水処理とは結び付きがあるので、その知識を活かすためにCさんと同じく前身である旧浅野工事に入社。当時は、環境技術研究所で主に水処理関連の開発を担い、その後設計を担当。一度は解散により他社に転職しましたが、改めてこの業界の面白さに気づかされました。現在はこちらの本社で勤務しています。

それぞれ同じ技術部でも、設計グループに私とBさん、Cさん。技術開発グループにAさんとBさんは兼務で所属していますが、個々が密に関わり合っていますよね。

そうですね。技術部は全員で技術開発や設計に携わる機会があります。例えば、設計グループは、水処理プラント施設の設計全般ですよね。その建物を含み、機械や配管、電気を含む部門を担当します。その中で問題点などに対して「こうした方が良いのではないか」といった解決策を技術開発と連携することが多いです。水処理における新しい機器の開発や、AIなどのテクノロジーを利用した遠隔監視システムなどの開発でも、それぞれのシナジー効果が役立っています。

ニーズの消えない水処理の分野に、
独自の技術力でイノベーションを起こす。

私はまだ何かを任されてやっているというよりは、先輩のサポートや部分的な作業をすることが多いです。ただ、その中でも少しずつ頼りにされていると感じられるようになったことがやりがいに繋がっていますね。何も分からなかったところから成長を感じられるのはやっぱり嬉しい。いずれは、自ら設計をして基幹改良や新規の物件を担当できるようになりたいですね。Bさんがやりがいに感じる部分はどこですか?

2年くらい前に、脱水機の試験を1年くらいやらせてもらったことがあって、その試験の結果をもとに評価書という書籍(本)を書かせてもらいました。それが完成して実際に手元に届いたときは嬉しかったですし、やりがいを感じました。みなさんはご存じだと思いますが、この書籍には脱水機のスペックや安全性などが記載されている保証書のようなもの。技術開発の知識や経験が必要とされるので、その作成に指名されたことは私にとって誇りです。

Bさんの書籍は国からのお墨付きなので営業ツールにもなるし、素晴らしい成果ですよね。そういった脱水機をはじめ、水処理施設自体も日々進歩しています。その背景には、新たな機能や既存設備のバージョンアップを自分たちの手でカスタマイズできるから自由度の高さが挙げられます。だからこそ、上手く出来上がった時のやりがいは大きい。また、元々プログラムをやっていたので、施設の設備にタッチパネルを導入しようという時も、自分たちでつくりました。つくることで難しさが分かり、外注する際の相場観が理解できるので、自らナレッジを生み出せることもやりがいになっています。

これだけ色々なことに携われているのは、個々が素晴らしい技術をもっているから。事実、水処理場にある機械の中で当社は他の会社が持っていない独自のスペックがある。その開発に関わらせてもらっていることが、私のやりがいです。技術開発は、さまざまな人たちと協働し、関わり合いながら進めていくので、仲間同士の関係性も深まります。特許をとっているものも多く、中でも流動床制御システムは当社の柱になるもの。地方の人口減少化が進む中で、水処理施設もコンパクト化が求められる。そういった時代背景に合わせた開発や、海外展開など多方面に向けた技術展開を行う上でも、私たちの技術力をもってすれば成長し続けると確信しています。

必要とされているのは経験の有無よりも、
フラットな対話と枠に縛られない創造力。

コミュニケーションが盛んな社風はずっと変わっていないですね。気兼ねなく上に話せる。近くにいる社員同士でもメールで共有するという企業がありますが、当社はメールをする前に、まずは対話をすることが自然にできる風土。メールはあくまでも記録用に残すようなものです。やはり、文章より話を聞いた方が、相手の考えていることが分かしますし、こちらの意図も伝えやすい。

確かに、先輩や上司から飲みに誘われても、嫌悪感はないですね。むしろ行きますよという感じです。社内の雰囲気がいいので、本当に会話が弾みます。だから、仕事以外の話も平気で言えるのでしょうね。仕事終わりや出張に行った時は、部署関係なく仕事に関わった仲間と食事しています。出張先だと地域の美味しいものを食べるのも楽しみのひとつ。

私も、以前は口下手な方でしたけど、本社に来てから自然と会話を楽しめるようになったし、自分からの声がけが増えたと感じています。これらもきっと、みなさんが話しやすい雰囲気をつくってくれているおかげですね。

話しやすい風土があるからこそ、自ら発信するスタンスが磨かれ、アイデアを出すことやチャレンジする面白さも育まれていますよね。“し尿処理施設”などは、性能発注なので、決められたモノづくりではなく、自ら創造したモノをつくれるのは楽しみのひとつだと感じています。

仕事上で気になる点があれば、教えてもらおうと行動するのも探求心ですし、入社する前に知見がなくても働きながら、磨かれていく部分が多い。その中で失敗したとしても、なぜ失敗したのかを解決することでチャレンジすることへの好奇心も育まれてきますよね。

おそらく同業他社にはないところでいうと、設計部門だったら設計のみやその中ある部分だけを担当するのではなく、開発の部分にまで関わることができることでしょうね。そのため、ある程度経験に幅をもたせてチャレンジできるようになり、どこよりも早い成長が期待できる。これも、少人数体制の強みであり、ルーチンワークにならない持続的な面白さを得られる魅力だと思いますよ。

あとは、未経験の方にとっては一般的に珍しい業界ではあるものの、予備知識とかは求められないですよね。本当に水処理や地域の環境面などに興味や関心があり、成長したいという気持ちがあれば問題なく始められるはずです。私自身が何も知識がないところから入社したので、そこは安心して来ていただきたいですね。

募集要項 / エントリー
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